2008年5月31日土曜日

ローン事前審査

 熊本出張より帰る。羽田空港のフレッシュネスバーガーにて,奥方と昼食をとる。

 マンション会社より連絡あり。自分を主として出したローンの事前審査が通らなかったらしい。「奥さんを主としてもらえれば通ります」と言われたが,団体信用生命保険に入るのはやはり自分の方が良い。奥方が団信に加入して,自分が民間の生命保険に入った場合,住宅ローン分の金額をカバーする商品だと,月々の掛け金も万単位となるだろう。

 このため,もう一行自分を主として出してみて,もし通らなかったら今回は見合わせようかという話になった。

2008年5月30日金曜日

熊本出張

 午前中に美容室に行って髪を切る。いつもは馬鹿話で盛り上がるが,風邪で鼻水が出,少々熱っぽかったので,あまり話せず。空港で飛行機を待つ間,だんだんと寒気がひどくなってくる。飛行機の中ではずっと眠っていた。

 仕事になると,緊張のためか体の不調は感じなかった。終了後製薬会社の人たちと打ち上げに行く。馬のあばら骨あたりについている肉?を炒めたやつや馬ホルモンなどは非常に美味。酒は飲まなかったが,周りの人々は赤霧島や宝山紅東なんかを飲んでずいぶん楽しそうだった。http://www1.ocn.ne.jp/~akatuka/gentei_imo/goods600beniazuma.html

2008年5月29日木曜日

風邪ぎみ

 朝,喉が痛かった。そのまま仕事をしていたら,鼻水がひどくなった。早めに寝た。 

奥方はローンのプラン変更に行ってくれた。ローンを組んでみると,宝くじを買ってみようかという気分になる。

2008年5月28日水曜日

東京ドーム


 前の会社のおじさんより連絡があって,「今日の東京ドームの楽天ー巨人戦を見に行かないか」と言われる。おじさんには久しく会ってないこともあり,また東京ドームで野球観戦などめったに無いことなので,行くことにする。

 巨人の先発は内海。テレビで見ると細いように見えるが,実際は太ももの当たりが堂々としている。実に安定したピッチング。楽天打線策なし。対する巨人打線は重量級。金に物を言わせてつれてきた面々だが,貫禄ある打者ばかり。みな打ちそうな雰囲気ムンムン。3回裏,小笠原,ラミレスが出塁のあと,阿部がライナーでホームラン。やっぱりプロのバッティングフォームはキレがある。ラミレスも後で特大ファールを打った。クルーンが出てこないかと楽しみにしていたが,内海が余裕の完投勝利。

 その後,九段の斑鳩(いかるが)というラーメン屋に行った。http://emen.jp/index.asp?sid=ikaruga&kind=1&skip=昼間はすごい行列でなかなか食べれないのだそうだ。夜の9時でも,結構並んでいた。味は美味しかったがあんまりインパクトはなかった。

2008年5月27日火曜日

通勤用のバッグを買う

 仕事の後,銀座マロニエゲートの東急ハンズにバッグを買いに行く。今までのヤツでは出張の時など容量が限界であるからだ。サンディエゴ出張の際に,パソコンとカメラをスーツケースの中に入れたら怒られたので,機内にもある程度の荷物を持ち込めるよう,大きいものを選んだ。またキャリーバックにセットアップできるものにした。

 インターネットであたりをつけていた,マンハッタンパッセージというメーカーの♯7003という野を買った。これなら国内出張でもこのバッグの中に着替えを詰めていけそうである。底が広いので,弁当や水筒も入る。これを機に,弁当作りに精を出そうかと思う。

2008年5月26日月曜日

またローン問題

 満員電車を久々に体感する。ケーキに群がるありの群集のような人間はどっから沸いてくるのだろうかと不思議な気分になる。

 午前中は頭がボーっとしてなかなか仕事に集中できず。新居のための空気清浄機や浄水器について調べる。空気清浄機はダイキンや三菱のものが良いようだ。http://www.daikinaircon.com/ca/index.html http://www.mitsubishielectric.co.jp/home/airclean/ 水については元付けの浄水器を検討している。レンタル方式で月額3880円である。http://www.aquas5.com/

 奥方は今日も帰りが遅く,23時ぐらいであった。にもかかわらず,ローンについての本を買ってきて勉強していた。

2008年5月25日日曜日

ローンで悩む

 帰国の翌日でもゆっくりしておられず,マンション問題に取り組む。今日は契約している物件のローンの相談の日。キャンセルするとすれば今日までがデッドラインである。

 しかし,他に有力な候補があるわけではない。東京都内で利便性が良く,価格も手ごろな物件はそう多く見つかるものではない無い。押さえてある物件は多くの条件を満たしてはいるが幹線道路沿いで空気が悪いと予想される点が最大の問題点。11階で排ガスの影響を直接受けることは無いものの,それでも空気が悪いことは否めない。

 きれいな空気を求めて茅ヶ崎や藤沢に行くことも考えたが,毎日の通勤にかかる負荷を考えると都内でという結論になった。結局契約している物件に決めた。

 ローンを組む上でのポイントは「フラット35」などの固定金利にするか変動金利にするかという点。現在の金利は2.8パーセント前後だが,住宅ローンの場合1.4パーセントの優遇金利が全支払い期間に渡って受けられるため,金利は約1.4パーセントとなる。フラットの金利は約3パーセントなので,変動金利よりも随分と高い。

 今後金利上昇が予想されているものの,優遇金利分を上回る上昇があるのかどうかが悩む点である。フラットと変動金利を組み合わせたミックスローンというやり方もある。奥方もそれに興味を引かれているようだったが,国債発行額やサブプライム問題から,金利を引き上げるよりも税率アップという方向に行くだろうと予測し,一応変動金利で事前審査を出すことになった。

 Lマンションの事前審査の際は,うつ病治療中の人は審査に通りにくいといわれたが,今回のディベロッパーの担当者にはそれは出してみないと分からないといわれた。団信には奥方よりも自分が入ったほうがメリットも大きいということもあり,初めは正直に病名を書いて打診することとなった。後から診断書を取り寄せるケースもあるらしい。

 マンション選びで悩むことがもう無いと考えると,随分と気が楽になった。しかし今度はフラットか変動金利かというローンの組み方で悩むことになりそうだと奥方が言っていた。

2008年5月24日土曜日

大いなる陰謀

 サンフランシスコから成田へ向かう機内では映画を多く見た。最近の国際線は自分の席で映画が見れるようになっているのである。

 おもしろかったのは,ロバートレッドフォード,トム・クルーズの「大いなる陰謀」であった。http://microsites2.foxinternational.com/jp/ooinaruinbou2/アメリカの対テロ戦争にまつわる苦悩を題材とした映画。アメリカはよくこのような自己批評的な作品を作るが,それが実際の政治に反映されてはいない。それはアメリカのみならず日本でも同じだが。

 あまり大々的には報道されないものの,僕は「9/11自作自演説」を結構信じている。9/11はアルカイダの仕業ではなく,アメリカ政府の自作自演によるものという説である。http://jp.youtube.com/watch?v=3vfouhgEUY4&feature=related事実であれば衝撃的にすぎるので大手のテレビ局はあまり言えないのだろう。

 なぜこの説を信じるかという最大の点は,常識的に考えればビルはあのように崩壊しないということである。どう見ても爆破である。あとはいわゆる911事件は「対テロ戦争」を正当化する理由になっていることである。つまり911はアメリカの対外戦略によって都合がよかったということである。

 もしこの自作自演説が本当なら,僕らは「裸の王様」の登場人物だということになる。911のビルが崩壊する場面は何度も何度も繰り返し報道された。しかしあれを見て「爆破」だという当然の疑問を持った人は少数で,多くの人がアメリカ政府の発表どおり火災による温度上昇が原因と信じ切っているのである。僕らは誰かに検閲されているわけではないのに,そのような疑問を口にすることさえはばかられているのである。真実はそこに報道されているのに,誰も真実を読み取ることができないというわけである。

 「大いなる陰謀」においてもアメリカ政府とメディアの共犯性がテーマとして描かれている。政府の暴走についていさめるどころか,アメリカの対テロ政策を助長したというものである。めりる・ストリープ演じる新聞記者は言う。「事実なんてどこにもない。だれも戦争の現場にいないのだから」という。メディアは真実を報道するのではない。「真実」を作り出すのである。このことについて多く考えさせてくれる映画である。

 東京は雨だった。久々にごはんと納豆,味噌汁を食べた。あまりに久しぶりで変な感じがした。マンション問題のせいか,奥方はまた少し痩せているような気がした。
 

2008年5月23日金曜日

帰国の途へ

 長かったようで短かったサンディエゴ滞在も終わり。前回のシカゴ出張も1週間であったが,ようやく体が慣れてきて,たどたどしくも英語で会話することにも積極的になってきたときにアメリカを離れなければならないのは残念なことである。アメリカに来た当初は,ご飯もおいしくなく言葉が不自由な寂しさから,やっぱり日本がいいなと思うのだが,帰る頃にはアメリカの方が良いなと思ってしまう。

 なぜかというといろいろな要因があると思うが,いい意味でみんな自立しているように思えること。みんな自分の考えをはっきりと述べること。「身分の差」に関係なく,対等な関係でお互い接すること。もちろんアメリカに差別がないということではない。うまく言えないがいろんな人種があるまっているせいか,お互いを尊重する気質があるように思うのである。

 たとえばアメリカでは医師と製薬会社の人間の関係は僕らからみると対等であるように見える。日本では,「あ,先生どうも。」なんぞやたらに下手に出て,おいしい料理で接待したり,過剰に医師をあがめたてまつる傾向がある。製薬会社の皆さんはまるで医師のしもべであるかのようにぺこぺこしている。僕はこういう関係は嫌いだし,自分が医師であったなら相手に卑下されることを良く思わないだろう。

 日本へ向かう飛行機への搭乗口の周りには,多くの日本人が集まってくるが,日本人ばかりの空間は息苦しい感じがする。みんな同じであるがゆえに,なれ合いつつも互いにけん制しあうような関係。英語ができるできないという問題ではなく,日本人は外国人の中にいると閉鎖的だなと感じることが少なくない。

 サンディエゴからサンフランシスコへ向かう機内の中で,隣の20歳ぐらいの白人が話しかけてきた。実は行きのサンフランシスコからサンディエゴへ向かう機内の中でも,白人のおばさんが話かけてきた。日本ではあまりない光景である。賛否両論あるとは思うが,僕はこのオープンマインドさが好きである。

 イラク戦争,アフガニスタン問題。世界の警察たるアメリカの病理はメディアから伝わって来るものの,実際のアメリカ人は憎めない人々である。

2008年5月22日木曜日

ミッドウェイ

 仕事がなかったので,いわゆる観光名所を訪れてみることにする。まずは「Star of India」という古い船の展示。海に浮いてる五艘の船の中を見学することができるというもの。http://www.sdmaritime.com/index.asp その中にソヴィエトの潜水艦があった。潜水艦の中に入るのは初めてのこと。計器が植物の蔓のように張り巡らされている船内はずいぶんと狭かった。こんなところで長くい生活するのは精神的に大変だろうなと感じた。

 その次はミッドウェー博物館。横須賀に長く滞在していたアメリカ空母ミッドウェイを,退役後博物館として公開しているものである。 http://www.midway.org/site/pp.asp?c=eeIGLLOrGpF&b=3038957狭いスペースにたくさんの三段ベッドが並ぶ下士官の部屋,豪華な艦長,提督の部屋。膨大な量の食事を作る厨房。しかし音声ガイドを聞きながら回っていると,良くできた博物館という印象はもつものの,この空母がベトナム戦争や湾岸戦争でも活動したという波乱の経歴を体感することはできなかった。それは戦争という事態があまりに遠い出来事のようであるために,それを生々しくイメージすることができないからであろう。

 世界最大級の敷地面積を誇るサンディエゴズーにも行ってみたかったが,さすがに時間がなく,次回までのお預けとなった。

2008年5月21日水曜日

英語

 今日で取材は終わり。12時から2人の医師にインタビューする。1人目はがんワクチンについて,もう1人は,内視鏡検査前に胃の蠕動を抑えるために投与する薬についてである。

 プレスルームはがんがんにクーラーが効いている。シャツの上にジャケットを羽織っているが,それでも寒い。一方,白人の皆さんは半袖シャツである。太っている人が多いということもあるかも知れないが,日本では健康を害さないように,温度を高めに設定したりもするのに,えらい差だと感じた。

 昼ごはんのランチボックスは今回ははずれ。ターキーサンドウィッチがメイン。野菜抜きのハンバーガーのようなもので,チャーシューに味の似たターキーが何枚も押し込まれている。しかも大味なので,もったいないとは思いつつも,全部食べることが出来なかった。

 その後市内をぶらぶらとするが,英語が話せず,アメリカの日常文化についても理解のない身はつまらないものである。やっぱり英語をマスター出来るように勉強しようと痛切に思う。2006年にシカゴに行ったときもそう思ったのだが,いくらかは勉強したものの,全然甘かった。帰国したら会社の英会話教室に申しこもうかと思う。

2008年5月20日火曜日

飢えと過食

 昨日,夕飯に何を食べようか迷っていたら,外に買いに行くのが面倒くさくて抜いた。朝起きたらあまりに腹が減りすぎて眼が回りそうだった。学会場のプレスルームに朝一で行き,ただ飯にありつく。食べ終わった後,口の中に十分な唾液が分泌されていくのが感じられた。体も枯渇していたに相違ない。

 昼過ぎまで取材。こちらで知り合ったおばさん日本人ライターさんと近くのseaport villageまで飯を食いに行く。「いろいろお世話になったからおごりますからどんどん食べて下さい」といわれ,メニューを眺めていたらウェイトレスさんに「あんたここはサンディエゴよ!遠慮せずにガッツリ食いなさいよ!」みたいな(意味だと思う)ことを言われたので,どんどん注文する。牡蠣のシチューは美味しかった。頼みすぎで,最後のサンドウィッチは持ち帰りとなった。

2008年5月19日月曜日

ご飯が食いたい

 また快晴。今日は1件写真撮影をするだけで終了。パンばかりの生活にいい加減うんざりしてきた。ご飯に味噌汁,納豆が食いたい。

2008年5月18日日曜日

本が読めるようになってきた

 取材が始まった。とはいえ,2時間程度で終わるのでかなり楽である。学会会場のプレスルームにて昼ごはんを食べてホテルに戻る。プレスルームとは報道記者のために開放されている部屋のこと。そこにはバイキング形式の朝ごはん,昼ごはんが置いてあって,味も良い。アメリカ料理は日本人の舌にはなかなか合わないため,ここでの食事は貴重である。

 だが,今日から夕食は1人。何を食べようか本当に迷う。結局スーパーでりんごジュースと鮭どんぶりみたいなヤツを買ってホテルで食べる。鮭はまあまあの味であったが,脂っこいご飯はいただけなかった。

 時間があるときは部屋で本を読むようにしている。うつ病の発病以来,読書は控えてきたのだが,今回のアメリカ出張を機に再開した。以前は少し読んだだけでも頭が疲れていたが,今は全く大丈夫である。かなり回復してきた感触がある。

 アメリカでも,マンション購入の件につき,奥方とメールのやり取りをする。今押さえている物件のキャンセル期限が迫っているので,早めに決断を下さなければならない。奥方も遅くまで仕事をしているようで,心配である。

2008年5月17日土曜日

サンディエゴは美人が多い

 サンディエゴには美人が多いと思う。以前シカゴに行ったときは,普通のアメリカ人には美人の女性は居ないものだと確信していた。ハリウッド女優のような顔は特別なんだと思っていた。しかし,サンディエゴは映画に出てきそうな女性を頻繁に見かける。

 もちろん,アメリカであるが故,ブクブクのおじさんおばさんも多い。シャツの上から脂肪が波打っているのが分かるくらいである。この域に達した人は,現代日本でもまだ少ない。

 サンディエゴには,貧しい人々も多い。気候がよく冬でもあまり寒くならない所為か,ホームレスの数が多い。繁華街を歩いていると,募金のためのコップを持った人によく声をかけられる。

 夕食は同僚やライターさん,それに顧問のドクターらで,和食の店に行く。サンディエゴで水揚げされた海産物を使った刺身,寿司はアメリカにしては結構美味しい。サンディエゴ産のウニはとても新鮮であったが,小あじがないのが残念である。板前さんも日本人である。ウェイトレスさんも日本人でほっとする空間であった。

 顧問のドクターは最近教授に昇格したばかり。おめでとうの言葉にも「教授には臨床教授と主任教授が会って,黒を白に変えられる権力を持ってるのが主任教授。僕は臨床教授だから何も権力ないよ」と御謙遜。「人のことを考えるいい人は教授にはなれない」などと話していた。

2008年5月16日金曜日

何とかサンディエゴに到着

 二度目のアメリカ。バスで成田へ向かう。登場口にて上司と落ち合う。パソコンとデジタルカメラをスーツケースの中に入れて預けたと言ったら,「取られるよ。そんなの常識だよ」と言われてしまう。「世の中そんな盗人だらけじゃあるまいし,気にしすぎだよ」と少々むっとするが,冷静に考えてみると外国人の空港職員とかはバッグのものを盗むなんて結構あるのかも,などと考えて,サンフランシスコへ向かう機内で気が気でなくなる。

 サンフランシスコ空港でパソコンとデジカメをスーツケースから取り出し,一安心。昼ご飯はフードコートのようなところで。すしを売っているところがあった。店名は「友和」。何で?三浦友和の影響?そこにはおーいお茶なんかも売っており,日本人らしい人もいて少々心強く思ったが,話しかけてみると中国人であった。アボガドだらけのすしの味は,予想に反してまあまあ美味しかった。

 入国審査ではやや無愛想な審査官に当たる。アメリカ人は物の扱い方が乱暴だ。オイオイ,人のパスポートや書類を投げて置くな。

 サンフランシスコからユナイテッド便で,サンディエゴへ。機内で隣のおばさんが話しかけてきたが,最近やっている「えいご漬け」の所為か,何とか聞き取れる。

 夜は上司とライターさんと共にレストランで食事。サンディエゴは海沿いであるだけに海産物は美味しいらしいが,なるほどアメリカ料理にしては変な味付けもなくvery goodであった。

2008年5月15日木曜日

笑ってごまかせ大作戦

 翌日からの海外出張の準備に追われる。今日中に片づけておかなければならない仕事が山積で,11時過ぎに会社を出る。

 奥方は横浜の物件のローン申請のために出した資料を受け取りに,Lマンションのモデルルームに行ってくれた。新子安の物件を猛烈な勢いで勧められたそうだが,奥方は得意の笑ってごまかせ作戦でけむに巻いたそうである。

 帰りの電車の中で,ある男女の話が聞こえてくる。「風邪がひどくなった」「早く寝なきゃだめだよ。葛根湯はいいよ。それをユンケルと一緒に飲むの。これで一発で治るわよ」。今度風邪をひいたら実験してみたいと思う。

2008年5月14日水曜日

佐渡先生最後の診察

午前中に大阪より戻る。新大阪のスーパーホテルは朝食がまずかった。

 7時半より精神科へ。「波はありますけど大分好調ですね」と言われる。今まで診てくれた佐渡先生は今月いっぱいでこの病院での勤務は終わりである。「いろいろありがとうございました」と礼を述べる。いい先生だっただけに担当医が替わるのは残念だ。

 夜は奥方とマンションの話。奥方はいろいろ考えているようだ。会社の人に何年後かに不動産バブルがはじけるとか言われたらしく動揺している様子。都心の高級マンションはそうかもしれないけど,梅屋敷の庶民派マンションはどうなんだろうねぇ。

2008年5月13日火曜日

雨の大阪出張

 昼頃より大阪へ出張。入社2日目の女の子を伴っていく。大阪も雨。リッツカールトン大阪にぬれながら着く。ホテルの中は,今まで見たことがないようなゴージャスな内装。

 仕事は無事終了。クライアントの方に女の子が入社二日目だと言ったら,びっくりしていた。打ち上げは焼き鳥屋にて。「製薬企業がプロモーションをするときは,利益だけ考えるのではいけない。患者の命がかかっているから。でも某T社は設けるためには,データを不正に加工している。絶対に許せない」などの話が出る。

 またクライアントの男性が「後10年して,息子が20歳になったら女房と離婚することになっている。でも息子はかわいいんだ」などと言っていた。夫婦にはいろんな事例があるもんだと思った。

 予約した新大阪のホテルは,禁煙ルームを予約したつもりが,喫煙ルームになっていた。やはりヤニ臭い。もう間違えたくないもんだと思った。

2008年5月12日月曜日

またどんでん返し

 昨日でマンション問題は決着したかと思われたが,本日また気持ちがぐらつく。会社の先輩に「マンション買うんだって?」と声をかけられ,「俺も髪が全部白髪になるかと思ったくらい悩んだよ」といわれる。奥方の誘いで物件を見に行ったところ,愕然とする。林立するタワーマンション,人気のないコンクリート地帯。いくら建物がよく資産性があるといわれてもここでは生活していけないと思った。奥方も同意見で,結局前に予約していたマンションに戻そうという意見になった。

2008年5月11日日曜日

母の日にどんでん返し

 母の日。奥方のお母さんと横浜インターコンチネンタルホテルの「なだ万」のお昼に行く。慣れない懐石を食す。大変美味。器もユニークで,それについて話していたら,仲居さんから「うちの店長の自作です」と言う。いい雰囲気で食事が出来,お母さんにも満足してもらったようである。
 
 クィーンズスクエアでお母さんと別れた後,横浜駅まで奥方と歩いて行こうということになった。開発の進んでいる新興の地域。フリーマーケットなどをぶらぶらと眺める。興味は随分とそそられるが,購入には至らず。

 新高島の駅前まで来たところ,マンションギャラリーを発見して,入ってみる。入ってみたはいいもののなんだか高そうな雰囲気でやや臆してしまう。物件は伊勢崎町と横浜駅近くのポートサイドにあるらしい。「どちらが御希望ですか?」と訊かれて,「伊勢崎町」と言うと,「新婚さんですとポートサイドのほうがよろしいかと思いますが」と言われる。それもそのはず,「伊勢崎町」の物件は悪名高き「黄金町」にある。

 営業さんより物件の説明を聞いて,耐久性,安全性が高く,長く使えるマンションという印象を受けた。手付金を払ったマンションからすれば大分高額だが,将来の資産性と利便性を考えて,ポートサイドの物件に決めた。手付金を払ったマンションの担当に電話して,解約の旨を伝える。こんどのマンションは契約金が100万。大きな決断で,奥方ともども神経が高ぶったが,いい決断だったという感触は確かにある。

2008年5月10日土曜日

しゃべれどもしゃべれども

 歯石を取りに近所の歯医者さんに行った。歯石除去が終わった後,医者に「上の親知らずが虫歯になりかけていますから,抜いたほうがいいですね」と言われてショックを受ける。親知らずを抜いた人で腫れなかった人を知らないからだ。「親知らず,黒くなってるんですか?」と聞いたら,「見せますね」と言われて,口腔用のデジカメみたいなもので撮影してくれた。モニタでみると確かに一部が黒くなっていた。「歯が原形をとどめているうちに抜いたほうが良い」とのこと。仕事が落ち着いたら抜こうと思う。でも痛そう!

 蒲田駅近くのマンションのモデルルームに奥方と行く。ローンの組み方などについて,営業さんからいろいろと教えてもらう。

 「しゃべれどもしゃべれども」という,落語を題材にした映画を奥方とDVDで鑑賞。偶然だと思うが,先日梅屋敷寄席で歌丸さんがやっていた「火炎太鼓」が大きく取り上げられていた。映画自体は国分太一さんをはじめとする俳優の演技が上手で,まあまあ楽しめたが,クライマックスの国分と香里奈がくっつくシーンのありえない展開には,奥方とともに爆笑してしまった。
 見終わった後,5代目志ん生の「火炎太鼓」のCDを奥方に聞かせたところ,最後まで楽しんでいたようだ。落語の面白さが分かったようで,また見に行きたいと言っていた。

2008年5月9日金曜日

マンション購入の前に

 16日からの海外出張に向けていろいろと準備をする。奥方がマンション購入のポイントについて,職場の同僚に教えてもらったそうだ。しかしその方は大田区は山王の高級マンションで,8000万円ぐらいする部屋を買ったそうだ。モデルルームをたくさん見て検討を重ねた方がよいとのことだそうだが,8000万の予算があれば検討の余地もずいぶんと多いと思われます。。。。

2008年5月8日木曜日

梅屋敷寄席に歌丸さん来る

 梅屋敷商店街の大林寺へ,奥方と寄席を見に行く。商店街活性化のために,年に1~2回開かれている寄席だが,今回は10回目のすべき回ということで,桂歌丸さんが呼ばれていた。(http://e-umeyashiki.com/yose06.html →僕らも写真に写ってます) 
 歌丸さんのチケットは,なかなか手に入りづらい。発売されてからすぐに売り切れてしまうのが普通だ。今回の寄席のチケットも完売で,お寺の本堂は満員。客層はやはり高齢の方が大半で,30歳の僕らは浮いている。初めに登場した桂花丸さんは,怪談をモチーフにした『皿屋敷』,三笑亭夢太郎さんは『たがや』をやった。歌丸さんは『火炎太鼓』。5代目古今亭志ん生が得意とした話である。僕はCDで志ん生の『火炎太鼓』を何十回と聴いていて,その巧みな話芸に感心していた。志ん生のカラーが染み付いた『火炎太鼓』をやるのはなかなか勇気がいるだろうなと思いながら,どちらかと言うと三遊亭円生に似たタイプだと思う歌丸さんの話を聞いていた。演出の仕方はやはり志ん生のものとほとんど同じで,だが志ん生しか出来ない語り口の部分は,歌丸さんオリジナルの演出だった。 
 しかし,当の歌丸さんにとっては自分のオリジナリティなどどうでもいいことなのかも知れない。その話しぶりには派手なところはなかったが,話の進め方は実に慎重で丁寧だった。 
 ところで奥方はといえば初生落語に随分と満足したようであった。日頃落語のCDを進めても全く聴いてくれないのだが,身振り手振りが付くと分かりやすかったらしく,おばさんたちに負けじと大笑いしていた。