2008年9月22日月曜日

ローマに三越

 今日は久々の出張。電車に揺られて見慣れた消費者金融の広告やだるそうな人々の顔を見ていると,カナダでの10日間が幻のように思えてくる。

 さて,会社に行ってみると海外出張から帰ってきている同僚も多かった。ローマに行ってきたTさん(女性)は「ローマはやっぱりとてもいい雰囲気でした」と言う。「ローマでは英語は通じた?」と訊くと「いやそれが殆ど通じないんですよ。学会場は英語で大丈夫だったんですけれどね。むしろ日本語のほうが通じましたよ。ローマ三越に行ったら,「いらっしゃいませ」と声をかけられて」と言う。ローマ三越?ローマに三越があるの?「ハイ,ありますよ」とのこと。三越のホームページを見ると,ローマ以外にもロンドンやマドリッドなどにあるようだ。しかし,わざわざ海外に来ているのに三越で買い物はしたくないものである。お客さんは日本人ばかりなのだろうか,それとも現地の人も来るのだろうか。

 「ところでmekabunattouさん,向こう(カナダのこと)でストパー(ストレートパーマ)かけてきたんですか?」と何だか妙なことを訊かれた。何故?と言うと「なんだかそんな風に見えるから」。するとデスクのSさんが「外国は日本と水質が違うから,髪にも影響があるんだよね」と言う。「外国人で金髪の人でも,日本で生活していると髪の色が濃くなるらしい」。どういうことかと思ってインターネットで調べてみると,日本の水は硬度20~80の軟水であり,髪や肌に優しいらしい。一方欧米に多い硬水で洗うと髪は傷んでしまうらしい。髪の色が落ちるのは,髪が傷むせいなのだろう。

 モントリオールの水の硬度は焼く125。日本に比べて随分と高い。布施明は長いアメリカ生活を経て日本に帰ってきたとき,見事に茶髪になっていたらしい。自分の髪がストパーをかけたようにみえたのも,たぶん硬水の影響だろう。ちなみにふと思ったのだが,欧米の男性で禿の方が多いのも,ひょっとすると水のせいかも知れない。

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